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2017-08-12 18:41:00

休み明けの学期末テストは、後半戦スタートの合図です。いつもながら、MYJ学志会の学校テスト対策では、各生徒のペースに合わせた対応をいたします。(例えば、中2なのに中3の学習範囲をほぼ終了した諸君も、塾長オリジナルの練成演習プリントを課題とするのでご安心を!)そこで私から一言、「五科目対策以外の技能教科テスト対策に振り分ける時間を確保できるよう、塾を上手に利用しよう。


2017-08-10 18:35:00
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『ソクラテスの弁明』プラトン(久保勉訳) 岩波文庫

 

今日は前回とガラッと変わって、堅めの書をご紹介いたしまする。
いまさら敢えて書評で紹介するような真新しい作品ではないが、将来ある中高生には是非とも読んでもらいたい作品である。
我が輩とこの作品との付き合いは、哲学科在籍時に、古典ギリシア語履修の教材として、初級文法終了後、担当教官と一字一句噛み締めつつ読み込んだ経験があって実に懐かしい。
さて、我々はこの作品から、一体何を読み取るべきなのだろうか?
西洋哲学史の解説書を紐解くと、そこには「汝自身を知れ」、「悪法も法なり」、「アポルロンの神託」、「ダイモーンの声」など様々なキーワードが立ち並び、読者の混乱を引き起こすことは避けられないであろう。そこで我が輩は、まずは安易にこうした解説書に頼ることなく、できる限り速読ならぬ「遅読」に徹して、プラトン描くソクラテスの使命をじっくり聞き取ってもらいたいのだ。その作業の合間におぼろげに、「人間としての(?)分際」を知ることの意味や「無知の智」の自覚がもたらす意外な効用について、読後に感慨を深められると確信いたしまする。


2017-08-09 18:37:00
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『八十日間世界一周』ジュール・ウェルヌ(田辺貞之助訳) 創元社SF文庫

 

ジュール・ウェルヌは決して若さを失わない夢見る冒険作家である。
昨今、夢を見るということは、大人はおろか子供さえ中々見いだせないのが現実であろう。特にバブル崩壊以降は、自らの夢を語ることさえ周囲から揶揄される時代感覚が支配する状況である。
この『八十日間世界一周』は年齢を問わず、精密な時間感覚の中で繰り広げられるストーリー展開に知らず知らずに引き込まれる魅力を持った冒険小説であると言える。
ところで、主人公フィリアス・フォッグは結局、何に賭けたのだろうか? それは単なる気晴らしのために、貴族仲間をけしかけてのひと稼ぎだったのだろうか?あるいは気まぐれから来る自己満足だったのか? いやそうではなく、ここではやはり自分の人生への賭けだったと解釈したい。風変わりなイギリス紳士であるフォッグスが賭けて最終的に手に入れたものは果たして何だったのか?さあそれは読んでのお楽しみでありまする。


2017-08-07 18:49:00

「あれこれ言いたい!お母さん、お父さんのためのストレス解消個人面談受付中」

学校の勉強に対する不満やお子さんの学業に関する相談をしたい」「子供の自慢話をしたい」「他の塾に行かせたけれど、こんなところが気に入らなかった」など、言いたいことがあるご父兄の方々、肩肘張らずストレス解消しに来てください。お茶とお菓子を用意して待っております。


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